耳を塞ぎ、すべてを聞こえないように願っても聞こえてくる声、婚約者の愛するあなたの心の声など知りたくないのに……。

著者:CIEL

人の心の声が聞こえるのは大変な苦痛だった
耳を潰そうかと何度も思った。
婚約者の王太子の心の声はこんな暗い女と婚約したくなかったと言うものや、私の姉を愛している。とうして姉が婚約者でないのか?というものばかり。言葉は優しいけど私に対する侮蔑ばかり、父も母も姉もみなそうだった。
全てに私は絶望していたのだが

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