おおかみひめものがたり

著者:とりまる

――目が覚めると、病弱な幼い獣人の少女になっていた。
何の因果か蘇った前世の記憶は、自称日本育ちの引きこもり少年。

わけもわからないまま訳ありの獣人双子の妹『アリス』として生きることになった元少年は、
多難な状況に困惑しながら生きていくためにあがきはじめる。
目的地は遠く、両親の手かがりがあるという聖王国アルヴェリア。
手にする武器は、前世の記憶と類稀な錬金術。
何もなかった元少年は、仲間との出会いと訪れる危機の中でかつて諦めた夢と願いを取り戻す。

『誰にも縛られず、自由に外の世界を生きて。しあわせって何かの答えを探したい』

夢と希望をかばんに詰めて。
前途多難な道のりだって仲間とならば楽しめる。
吹きすさぶ向かい風にも、しっぽを立てて突き進め。

これはやがて世界に名を轟かす、小さなおおかみと仲間たちの物語。

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