愛する人の心は今の私にはなく、私はそのことを知っていた。ずっと見てきたのだから知っている…。彼はかって自らをかばって死んだ婚約者を愛し続けているのだと。

著者:澪子

魔法学園の先生は死んだ婚約者を思い続けて独身でいる。もう十数年もだ。
バカみたいと先生に対して私は言うのだ、幸せになってももういいと思うと。
だって私が先生をかばって死んだ婚約者だもの。
告げるわけにはいかない、だって私はまだ14。
あの時とは違うもの、あなたは私の父と年がかわらない32。
幸せになってと祈り続ける私が暗殺者に狙われ前世絡みの事件に私は巻き込まれることとなるのだが?

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