気が付けば乙女ゲームの悪役令嬢に転生していたピエリス・アシュレイ、五歳。
うっかりベートーヴェンを弾いたら天才ピアニスト扱いされています。
そうだった、異世界にはベートーヴェンもドビュッシーもラフマニノフもいない!
断罪される運命こそあるものの、スイーツもあってご飯はおいしいし、トイレもお風呂もあってめちゃくちゃ快適。素晴らしきかなご都合主義な乙ゲー世界。
あとは死亡フラグを叩き折るのみ! と思っていたら全然死亡フラグが立たないのですが?
何もしてないのに原作と乖離していく世界。私の知らないところで何かが起きているーー?
そんな感じのゆるゆる転生系悪役令嬢。
※歴史上のヨーロッパ風味の世界観ですが、実際の制度・文化とは異なっております。
※感想にはネタバレが多少含まれますので、未読の方はご注意ください。
レビュー