どクズな家族と別れる方法――天才の姉は実はダメ女。無能と言われた妹は救国の魔導士だった

著者:奏真

ノエルは5歳のとき、姉に殺されかけた。暴れ馬の走る馬場に突き落とされ、とっさに結界を張って死をまぬがれた。以来、ノエルの魔法の才能が芽生えた。ノエルの家族は、ノエルを無能と思い込んでいた。虐待する家族から、ノエルは逃れようと計画する。12歳で学校に入るのは貴族の義務だ。父は学費の安い町立学校にノエルを入れようとするが、ノエルは姉のお下がりを売って交通費を作り、国立学園に向かう。奨学金をもらって寮に入るためだ。入試では魔法の「得意技」をすることになっていた。ノエルはそこで「卵に結界を張る」得意技をみせる。それがノエルの運命を変えることになった。

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