この婚約は政略的なものだと言い張る王太子

著者:ハチ助

【※ざまぁ作品ではありませんが、ヒーローがブーメランをくらう展開】
【あらすじ】
三大侯爵家と言われている一つフォレスティ家には現在娘が二人のみ。その為、長女オフェリアは婿養子を取らなければならなかった。同時に王家の方でも王太子以外の3人の王子に譲渡出来る領地がなかった為、第一王子以外の王子達の婿入り先を探していた。そのお互いの利害が一致した王家とフォレスティ家は、三人の王子達とオフェリアの縁談の場を設ける。しかし何故かその縁談でオフェリアは、婚約対象外だった王太子リシウスより「未来の国母になって欲しい」と婚約を申し込まれてしまった。急展開に返答を渋っていたオフェリアだが、王太子の熱意ある説得に負け、婚約を受け入れたのだが……。何故かリシウスは『この婚約は政略的なもの』と頻繁に口にしながら、矛盾した行動を繰り返すので、オフェリアは困惑していた。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー