どうかその想いが実りますように

著者:おもち。

婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。
学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と影で言われているのは分かってる。
いつまでも貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解放します。
貴方のその想いが実りますように……
もう私には願う事しかできないから——

※ざまぁは薄いと思います。もしかしたらざまぁではない!と思う方もいるかもしれません。
お読みいただく際はご注意くださいませ。
※こちらの作品はアルファポリスでも掲載しています。

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