おもち。の小説一覧

小説家になろう

その瞳に魅入られて

「——君を愛してる」 そう悲鳴にも似た心からの叫びは、婚約者である私に向けたものではない。私の従姉妹へ向けられたものだった—— 幼い頃に交わした婚約だったけれど私は彼を愛してたし、彼に愛されていると思っていた。 あの日、二人の胸を引き裂くような思いを聞くまでは…… 『最初から愛されていなかった....
著者 : おもち。
小説家になろう

どうかその想いが実りますように

婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。 学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と影で言われているのは分かってる。 いつまでも貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解....
著者 : おもち。
小説家になろう

貴方を愛していました。

婚約者には愛する人がいる。その相手は私ではない。 どんなに尽くしても。相手が私を見てくれる事はない… 私はどうすれば良かったのだろう。 ※最後の『ある少女の最後』は残酷な表現があります、苦手な方はご注意ください。 ※この作品はアルファポリスでも掲載しています。....
著者 : おもち。