臆病者の溺愛

著者:林檎

エマには、誰もが羨む素晴らしい婚約者がいる。五年前に起きたある事件で、美しく優秀な侯爵子息であるライナスを庇って呪いを受けた彼女は、その所為で右脚が動かなくなってしまったのだ。彼はそのことに大いに責任を感じて、エマと婚約する。その後も真面目で責任感の強いライナスはエマをとても大切にしてくれていたが、当のエマは逆に彼を自分に縛り付けてしまっていることに罪悪感を抱き続けていた。ライナスを解放してあげなくては、そう考えたエマは婚約破棄を決意する。だがその直後、五年の空白を経て再び事件は起きてしまう。二人は婚約破棄してしまうのか、エマの呪いは解呪されるのか、そして臆病な恋は実るのか。勿論最後はハッピーエンドです!どうぞよろしくお願いします!

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