マレーナ・ウェストモント伯爵が本当の幸せを掴むまで

マレーナ・ウェストモントは女伯爵。優しく頼りになる愛する夫メイソン。妹のように可愛がっている侍女のキャメロン。愛する人たちに囲まれて、後は子供が出来ればウェストモントは安泰。
それなのに、マレーナは徐々に体調を悪くして、寝込むようになってしまった。
病気の原因も分からずに症状が少しずつ悪化していく。ある日の夜中、ふと目を覚ましたマレーナ。喉が渇いているがピッチャーに水が殆ど入っていない為、厨房に水を飲みに行くことに。いつもより少し体調の良かったマレーナは、少し遠回りをして厨房に行くことにした。すると、人がいるはずの無い客用寝室から聞き慣れた声。声の主はメイソンとキャメロンだった。二人の不貞を知ってしまったマレーナ。しかもマレーナが体調を崩しているのは二人のせいだった。
それなら、もう二人には出て行ってもらうしかないわ。でも、ただ追い出すなんてしてあげない。少しくらい仕返ししないと気が済まないわ。
絶望してそれでも悩みながらあがいて、マレーナが本当の幸せを掴むまでのお話。

13話完結。

誤字報告ありがとうございます。とても助かります!

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