どんなに行動を変えても、十八歳の時に必ず死んで十歳に戻る。
どうにか死を回避しようと頑張ってきたけれども、六回目にして諦めた。
どうせ死んで巻き戻るのなら、楽しんだ方がいい。
今回は素敵な恋をして、青春を満喫するのだ。
そんな思いで恋人となる人を探していたところ、この国の第三王子ランバート様を紹介された。
紹介されたランバート様は栄養失調なのかガリガリに痩せ、骸骨が服を着て歩いているのではないかという風貌の王子だった。
「君の右胸を見せてもらえないか」
初対面のわたしに変態発言をしてきた。
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