【短編版】ところで、政略結婚のお相手の釣書が、私のこと嫌いなはずの『元』護衛騎士としか思えないのですが?

著者:氷雨そら

ある日、辺境伯令嬢の私の元に届いた婚約打診の釣書。名前は書かれていない。
それなのに、そこに書かれている人物は、どうみても、元護衛騎士しか当てはまらない。
国王陛下の直筆サインがあるばかりに、王都に行くことになった私の前に現れたのは、まったく以前と違ってしまった元護衛騎士だった。
『……は』と『は……?』しか言わなかったはずの元護衛騎士が、豹変してしまった。
「――――ミラベル!」
 ――――えっ、初めて名前呼ばれた?!
「……相変わらず、美しいな。あなたは」
 ――――あなた誰ですか?!
 嫌われていたと思っていた護衛騎士に、没落令嬢が一途に溺愛されるラブファンタジー。

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