殿下。その罪の重さを教えてくださいませ。

著者:たてみん

王子の婚約者でありながら悪役令嬢として振舞う女性。だがしかし悪役令嬢は王子の誕生パーティーでその罪を問われることになる。
そんな戯曲の一節のような場面。
でもちょっと待ってほしい。その悪役令嬢はいったいどんな罪を犯したというのか。
その罰に婚約破棄を宣告された挙句、辺境の修道院送りにされなければいけないものなのか。
そう考えた悪役令嬢は反旗を翻す。

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