物語は始まらずに終わる

著者:杜野秋人

第一皇子への接触を試みる男爵家令嬢は、自分の今いる世界が転生前に日本でハマっていた乙女ゲームの舞台だと信じていた。
そして、自分はそのヒロインとして生まれ変わったのだ、とも。

彼女は皇子とお近づきになるべく行動を開始する。
そして皇子の待つ生徒会執務室の扉を開けようとしたところで、何者かによって昏倒させられ連れ去られた。

以後、彼女の姿を見た者はいない。
彼女はどこへ消えてしまったのか。何故連れ去られたのか。

その疑問に答える者は、誰もいなかった。

◆乙女ゲームのヒロインがいとも簡単に皇子(王子)に近付けるのって基本的にはあり得ないよね。というところから書いてみました。
サックリと頭カラッポで読めます。乙女ゲームは始まりませんでした。

◆恋愛要素が薄めなのでヒューマンドラマで。

◆この物語はアルファポリスでも公開します。

◆例によって惑星アリウステラの、ラティアース西方世界の物語ですが単品でお楽しみ頂けます。他作品とは特に絡みませんが、のちのち上げる作品には絡むかも知れません。

◆6/8、異世界転生キーワードを入れてましたが、運営に問い合わせたところ主人公が転生しているのでなければは不要とのことで、外しました。
付けたままだと総合ランキングと異世界転生/転移ランキングにしか載らないそうです。初めて知りました。

◆6/9〜6/11、ヒューマンドラマランキング日間1位!ありがとうございます!

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