婚約破棄されたので王子殿下と恋仲の牝豚が五股だと教えてさし上げました。あ~、ざまぁ返しのあとのお紅茶は本当に美味しいですこと!

著者:高橋冬夏

 公爵令嬢のエリザベスは自宅の薔薇の庭園で紅茶を飲むのが日課でそのときを至福としていた。

 だが、そんな至福のときはエリザベスの婚約者であり、第一王子のラインハルトと招かれざる客キャサリンに依って、台無しにされてしまう。

 ラインハルトはキャサリンに入れあげた挙げ句、エリザベスが彼女を虐めたことを糾弾し、婚約破棄を言い出したのだ。

 ざまぁを見事成し遂げたと思い、にやつくキャサリン。

 しかし、エリザベスは狼狽えることなく、紅茶を飲みならがら、キャサリンがビッチで五股を掛けていることを糾弾し返すのだった。

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