【最終話加筆】戦闘狂の【氷帝】私が作るご飯が気に入って?〜ずっと家に居て私に構ってくるんですけど~

著者:蒼良美月

小さな島国で育ったマリアーヌは、父である国王陛下の再婚を機に、王宮を追い出され、隅にあった小屋でひっそりと一人、暮らすことになった。飢えを凌ぐため、山へ狩りに行ったり、海で魚を獲ったりと逞しく育っていった。そんなある日、平和な小さな島国に突然、大帝国襲撃の知らせが。
慌てふためく国王は「マリアーヌを帝国に差し出せば攻撃しない」と言う申し出をあっさり受け入れる。「人質」となったマリアーヌは、「皇帝の飯炊き女」として大帝国へ。皇帝の食事を作るようになると、何故か今まで1年の大半を他国へ遠征、襲撃を繰り返していた『冷酷無慈悲』で有名な「氷帝」が国に居座るようになる。そればかりか「氷帝」がマリアーヌに構ってくることに。天真爛漫で、お転婆でいつも明るい彼女はいつの間にか世界最強の「氷帝軍」と言われた兵士達からも、大事にされるようになる。
「あれ?私って確か『人質』だったわよねぇ? 何で皆さんドレスや宝石なんか買ってくださるんでしょう?」『氷帝』に溺愛され、兵士や国民達に愛されるマリアーヌが「美味しい御飯」で世界を平和にしていくお話。
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