【完結】政略結婚の相手は常に笑顔の皇帝でした。不自然なのでやめてもらっていいですか?と言ったら、 寝室でお説教されるようになりました。

 大陸最大領土を持つリンザニア帝国の皇帝と、古の力を抱く国とされる小国ニジエの第一王女は、和平協定の証として婚姻を結ぶこととなった。

「フィネリアは、精霊が見えるとは聞いてたけど、人の感情とかも見えるの?」
「誰でも見えるわけではないです。オーラが強い人の感情は見やすいです。陛下はとても分かりやすいです」
「……だから、僕の表情に文句をつけてくるわけか」

 表情と見える感情のオーラの差が激しく、我慢できず指摘したところ寝室でのみ笑顔の仮面を取ってくれるようになった皇帝。

 でも、なんだか私、度々説教されてませんか??
 
 先帝と異なり常に笑顔で柔和な皇帝と言われるレキアスと、精霊の見える王女フィネリアの政略結婚から始まるお話。

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