【完結済・今後は改稿&番外編を追加予定】
公爵令嬢エミリア・ブラウンは、突然前世の記憶を思い出す。
この世界は前世で読んだ小説の世界で、泣き虫の日本人だった私はエミリアに転生していたのだ。
小説によるとエミリアは悪役令嬢で、婚約者である王太子ラインハルトをヒロインのプリシラに奪われて嫉妬し、悪行の限りを尽くした挙句に断罪される運命なのである。
だが、記憶が蘇ったことで、エミリアは悪役令嬢らしからぬ泣き虫っぷりを発揮し、周囲を翻弄する。
どうしてもヒロインを排斥できないエミリアに代わって、実はエミリアを溺愛していた王子と、その側近がヒロインに罠を仕掛けていく。
それに気づかず小説通りに王子を籠絡しようとするヒロインと、その涙で全てをかき乱してしまう悪役令嬢と、間に挟まれる王子様の学園生活、その意外な結末とは――?
ーー話してみないと、伝わらない事がある。これは、転生令嬢の涙から始まる、溺愛物語。
*異世界ものということで、文化や文明度の設定が緩めですがご容赦下さい。
*残酷描写ありとしましたが、その際は前書きでアナウンスします。第30話前後です。
*「アルファポリス」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
*異世界転生恋愛ランキング10/6日間12位、10/11週間29位、10/14月間119位!総合ランキング10/7日間107位、10/12週間195位!ご愛読下さっている皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます…!
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