学園の卒業式が間近に迫る中、子爵令嬢のアンジェリカは偶然にもとある現場を目撃してしまった。
__婚約者のベルクとアンジェリカの友人、シュナが抱き締め合っているのを。
「やだ。アンジェリカと結婚しないで。お願い、ベルク。私は……貴方とずっとにいたいの」
「俺もだよ、シュナ。俺が愛しているのは君だけだ」
どうやら2人は恋愛関係にあるらしい。
『アンジェリカ、愛している』
『君は僕にとって誰よりも特別な人だ』
____あの言葉は嘘だったんですね。
アンジェリカはベルクを愛していた。
だからこそ、あまりにも衝撃的だった。
悲しみにくれる中、2人が恋仲というだけでも信じられない話なのに……それから続いた会話は更にアンジェリカは驚愕させた。
「このままじゃ、シュナとは一緒に居られない。だから……アンジェリカを殺そうと思う。決行は今夜だ」
※なろう初心者の為、短編の意味を理解出来ていないまま投稿した結果、続き物なのに投稿出来ない事に気づきました。その為、連載版として再度投稿させて頂きました。
短編版で多くのブックマーク、ありがとうございました。こちらで連載版として投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
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