記憶喪失のふりをしたら婚約者が溺愛してくるようになりました

著者:羽田遼亮

子供の頃から素直になれない伯爵令嬢レイチェル。彼女は婚約者のことが「大・大・大好き」なのに、会えば「なんであなたなんかと婚約してしまったのかしら」とか「もっと力強くて男らしい婚約者がよかった」と心ないことを言ってしまうツンデレだった。それによって優しかった婚約者ブラットの愛情も大分冷めてしまっており、負の連鎖に陥っていた。これは婚約破棄も間近か、と思った矢先、レイチェルは屋敷の階段で転んで頭を打ってしまう。そのときにレイチェルはひらめく。このまま「記憶喪失」のふりをして悪女レイチェルの存在を抹消してしまおう、と。こうして深窓の令嬢レイチェルへと生まれ変わったレイチェルは婚約者に溺愛されることになるのだが――安心して楽しめるハッピーエンド!

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