伯爵令嬢ロゼッタは、公爵家の良き妻になるようにと幼い頃から自由も愛情も与えられず、過酷な教育を強いられていた。ストレスが原因で体調を崩したロゼッタは、婚約者から「根性なしの恥さらし」と婚約を破棄される。
実家である伯爵家からも追放されたロゼッタは、気の赴くままに海へと向かう。
そこで出会ったのは、サタディア王国の第一王子ユージン・インディリッヒだった。
ロゼッタが身投げしようとしていると勘違いしたユージンは、彼女の腕を掴む。
ユージンが「自由な生き方」をモットーにしていると知ったロゼッタは、彼に頼み込んで自由とは何かを教えてもらうことにした。
期間は一週間。その一週間でロゼッタが見つけたものは──。
これは、何もかもを失った一人の女の子がざまぁを通して、本当の幸せを掴んでいく物語。
☆11月9日、10日―日間総合一位獲得。ありがとうございます!
レビュー