黒鳥令嬢はすがりつく

──その令嬢、『本当に』悪役(ヴィラン)。
伯爵令嬢ロデレットは、聖騎士公ジグルートに婚約解消を言い渡されて真っ青になっていた。なぜなら、ある企みがあって、彼女はどうしてもジグルートの妻になれないと困るからだ。ロデレットは彼にすがりつき、かきくどき、何とかして結婚を成就させようとする。頭の中に響くのは母の声。『このっ、役立たず! 魔力はポンコツ、見目しか取り柄がないくせに、男一人も落とせないのかっ!』(まずーーーーーーい!)。一方、ジグルートの方にもそれなりに事情があって……/好きでもないのにすがりつく悪役令嬢と、好きなのに離れようとするムッツリ聖騎士公が繰り広げるラブコメディ。※カクヨムさんにも掲載

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