私のお嬢様は、聖魔力をもつ聖女候補でございます。
お仕事は、領を魔獣から守る聖石に聖魔力を補給すること。ある日、領主からの要求により聖石に過供給することになってしまいました。
すると、聖石から発せられた急激な光により、お嬢様が失明してしまったのです。
その後、過供給による事故は、お嬢様のミスによるものとされてしまいました。失明したお嬢様は『呪われ聖女』と呼ばれ、領民より蔑まれることに……。
領主より罪人とされ、婚約者である領主の息子からは、婚約破棄。
それでもお嬢様は、領民の為に聖石に聖魔力を供給します。お労しゅうございます。
そんなある日、お嬢様は呟かれました。聖石を壊しましょうと……。
さあ、普通より若干頑丈で力の強い乙女である、私の出番です!
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