春雷記

著者:

福島勝千代は京に来ていた。
荒廃した街並み、戦火の匂い途絶えぬ時代。
無法地帯と化した京でも、人々は逞しく生きている。
しばらくは平穏な日々を過ごしていた勝千代だが、再び目まぐるしく物騒な時代の荒波に揉まれることになる。

前作「冬嵐記」と同じ主人公、視点固定です。
四年後からの再スタートです。

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