クリぼっちな俺に姉的な幼馴染からデートのお誘いがあったのだけど、彼氏居なかったっけ?

著者:久野真一

 羽多野聖夜(はたのせいや)。今年の春、一つ上で幼馴染でもある片桐聖子(かたぎりせいこ)さんを追いかけて
 地元から遠く離れた大学の文学部に受かった一年生だ。ただ、聖子さんは既に彼氏がいたらしく、大学に入ると
 同時に俺は失恋。半年以上経っても、聖子さんのことが忘れられない俺はクリぼっち確定の身。

「サークルのクリパ参加するかな……」

 そんなことを考えていたのだけど、聖子さんから突然、デートのお誘い。
 嬉しいけど……嬉しいけど……、聖子さん、彼氏居たんじゃなかったの?

 これは誤解を重ねてすれ違ってきた二人が過ごす、ちょっと暖かなクリスマス・イヴの夜の物語。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー