俺の妖精すぎるおっとり妻から離縁を求められ、戦場でも止まらなかった心臓が止まるかと思った。それ以外の願いなら全て叶えるから、何を言われても別れたくはないんだが?

「離縁致しましょう」

私の幸せな世界は、妻の言い放ったたった一言で、凍りついたのを感じた──。

最愛の妻から離縁を突きつけられ、最終的に無事に回避することが出来た、英雄の独白。

リクエストにお応えした作品です。

単体でも読めると思いますが、
①【私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を犯すつもりはございませんよ?】→母主人公
②【私は、お母様の能力を使って人の恋路を邪魔する悪役令嬢のようです。けれども断罪回避を目指すので、ヒーローに近付くつもりは微塵もございませんよ?】→娘主人公
を先にお読み頂くと世界観に理解が深まるかと思います。

※他サイトにも掲載しています。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー