「君を愛することはできない」と真実の愛を貫いたら全てを失いました……愛ってなんだろう?

その男は全てを失った……
カミア王女が男の娘と知らず彼女を愛してしまったシナーフはモリカとの婚約を破棄してしまった。しかし、キシュホーテ王国は保守的なお国柄。シナーフは王位継承権を失っただけではなく廃嫡され国を去らねばならなかった。
そんな経緯でシナーフはLGBTに寛容なカミア王女の生国グウトンで平民となって二人で暮らしていた。国も継承権も財産も臣下も友も婚約者も失った彼は己の愚かさを呪うのだが……

『「君を愛することはできない」と真実の愛を貫いた婚約者。私がザマァするまでもなく自滅しました。』のシナーフ殿下とカミア王女のその後のお話しです。
前作をお読みになっていなくても楽しめると思いますが、できれば前作からお読みいただけると嬉しいです。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー