【連載版】メシマズ扱いしてくる婚約者とは別れることにしました ~本当は美味しかったと言われても、料理バフで必要とされているのでもう戻りません~

著者:村沢黒音

公爵令嬢であるジーナの特技は料理だ。
だが、どんな料理を作っても、婚約者のフィンセント王子には「まずい」とけなされていた。ジーナは彼との婚約破棄を決めて、家出。姿と素性を偽り、魔法学校の食堂で働き始める。
行き倒れていた子犬を介抱し、食事を与えると、

「あれ……この子、だんだん大きくなってない……?」

一方、魔法学校の生徒たちの間で不思議な出来事が起こっていた。
落ちこぼれと思われていた第二王子のシストが才覚を伸ばし始める。話せない聖女、女たらしの騎士、彼らにも変化が訪れて――?
その頃、フィンセント王子は必死でジーナの行方を捜していた。
「彼女の料理でなくてはダメだ! 彼女の料理はとても……美味しかったのに――!!」

☆ ☆ ☆

毎日16時に更新。
短編を連載化したものですが、ストーリー・設定が異なる箇所があります。
ジーナが家出する経緯、ランチボックスが入れ替わった詳細、シストの魔力が低い理由、いろいろと掘り下げていますので、できれば最初から読んでもらえたら嬉しいです。
〇短編版はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n7716ib/

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