【連載版始めました!】マッチング魔道具で知り合った友人Aは、実は隣国の皇帝でした ~弾劾され婚約破棄された公爵令嬢は、大国の皇帝に溺愛される~

公爵家令嬢であるアメリアは、王家の主催するパーティーで自らの婚約者である王太子オットーから婚約破棄を言い渡される。
オットーが子爵家令嬢であるエリーゼに寝取られていることを知ったアメリアだったが、毒婦に誑かされる元婚約者を見て愛想が尽きたため、大きなダメージは受けなかった。
パーティーを抜けようととするアメリアが出会ったのは、隣国であるゲオルグ帝国の皇帝のディオクレティアヌス。
ビクビクしながら話をすると、その正体が以前からマッチング魔道具で話をしていた泣き虫シュウちゃんであることが発覚する。
「アーたん、もしよければ帝国に来ないかい? 僕の育った世界を、是非君に見てもらいたいんだ」
「うん、それなら……お願いしてもいい、シュウちゃん?」
意気投合した二人は、一緒に帝国へと向かうことに。
「王族と子爵家令嬢の報われぬ恋がしたいのならどうぞご勝手に。私は私で、幸せに暮らしますので」
本性を現した子爵家令嬢を見て元婚約者のオットーが後悔するがもう遅い。
元婚約者は放置して、アメリアは帝国へと軽い足取りで旅立つのだった。

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