恋人の公爵令嬢ナターシャは無自覚に希少魔法を使う~元第一王子は闇属性の魔術師の逆鱗に触れる~

僕は、マキシム・オフトロスキー。侯爵家の五男だ。黒目黒髪が、平民にはあるが貴族には珍しい色、ということで、両親からは離されて、領地で育つことになった。十歳目前、髪と目が青みがかってきた。教会から迫害対象にされている、闇属性の者の色だ。出入りの平民から投石されたことから、王都に戻された。両親と四人の兄からは腫れ物扱いだ。しかし、ロフスカヤ公爵家の人達と出会えたことが転機になる。ナターシャ・ロフスカヤ公爵令嬢とは恋人、内々の婚約者となった。僕達の間に、強引に割り込んできたくせに、ナターシャを利用するだけの元第一王子は許さないよ。
 少し重い感じのする部分もあるかもしれませんが、気楽にお読み下さい。
 公爵令嬢ナターシャは自分のことをちょっと間が悪いと思っている~庶民派を騙る第一王子は、婚約者が平民から「昼飯の女神」と呼ばれて慕われてることを知らない~https://ncode.syosetu.com/n4236ib/ の完結、ざまぁ充実回になっています。
 友人の公爵令嬢ナターシャはいい子だけどちょっと変~平民富豪の娘は身分違いの友人の勘違いの理由を知っている~ https://ncode.syosetu.com/n7415ib/ も合わせてお読みいただくと分かりやすいです。
 この作品単独でも読めます。

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