造花令嬢の婚約

妖精達を捕まえて売り飛ばそうなんて悪事を働いた両隣の巻き添えを食らって、大変貧乏になってしまったダンヴィル領。
そこの領主の娘であるアリシアは何とか領地の力になろうと、妖精から贈られた造花魔法で作った造花を売って、せっせとお金を稼ぎ、良くも悪くもついたあだ名は造花令嬢。
決まりかけていた婚約も流れ、次の婚約者を探そうにも現状でメリットのないダンヴィル領のアリシアと縁を結びたいという相手はおらず。
それでも領地のために婚約者を探さねばと、あちこちのパーティーに婚活目的で参加していた時、元々婚約するはずだった相手に絡まれていたアリシアは『氷晶の君』と呼ばれる青年に助けられ……。

これは周辺領地のやらかしの巻き添えで貧乏になってしまった領地のために、せっせとお金を稼ぐ少女が婚約した事で起きた、ゆるくて賑やかなお話です。

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