どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。【完結】

著者:優木凛々

子爵令嬢クロエには、前世の記憶がある。
前世は、千年前に滅びた国の筆頭魔道具師で、国の命令でたくさんの殺戮兵器を作っていた。

だから、平和な世に生まれた彼女は決心した。
「今世では、人々の生活を守る魔道具を作ろう」と。

そんな訳で、研究に没頭するクロエ。このまま平和な研究生活を続けていくと思いきや、

「お前のような根性の曲がった女は王妃にふさわしくない! 婚約を破棄する!」

卒業パーティの場で、親友の公爵令嬢が、婚約者である第一王子に婚約破棄宣言をされてしまった。しかも断罪内容は嘘まみれ。

親友を救うため、クロエは真実を全て遠慮なくぶちまける。

その結果、粘着質な王子と浮気相手の男爵令嬢に目をつけられてしまい、厄介ごとを避けるために隣国の辺境で働くことになる。

隣国の辺境でメキメキと頭角を現していくクロエ。

そんなある日、親友の公爵令嬢の兄が、彼女のもとを訪れる。

この話は、前世持ちの魔道具令嬢クロエが、婚約破棄騒動に介入したことを切っ掛けに、隣国の辺境で働いたり、公爵令息に面倒を見られたり、ざまあしたりする話である。

※ネタバレ防止のために、感想欄を閉じます。完結後に開きます。

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