冤罪で婚約破棄された私は氷狼宰相様と婚約することになりました。〜冤罪を着せた第二王子は破滅の道を歩んでいるようですが私は知りません〜

主人公、侯爵令嬢のソフィア・ルピナスは第二王子のデルム・エーデルワイスと婚約していた。

ソフィアとデルムは同じく王立魔術研究所に属していたが、ソフィアは婚約者としてデルムにこき使われていた。

実家に帰ることが出来ないほどデルムに仕事をさせられていたが、ソフィアはその中で新しい魔術を発明した。

しかしデルムはソフィアが不在の間にその魔術の論文を盗み出し、自分の魔術として登録した。

新しい魔術を発明したデルムは天才として研究所の中で持て囃され、逆にソフィアは全く成果を出さない無能として蔑まれるようになった。

ソフィアはデルムに魔術の権利を返してほしいと訴えた。
しかしデルムはソフィアの訴えを聞かなかった。

そしてある日ソフィアのその訴えを利用して「お前は俺が魔術を盗んだと嘘をついた!」と主張した。

成果出したデルムと、無能と蔑まれているソフィアでは研究所の中での信頼度には天と地の差があり、デルムの主張が認められた。

デルムはソフィアとの婚約を破棄した。

すべてを失ったソフィアは失意の中屋敷へ帰っていた。
しかしその途中、馬車に轢かれそうになっていた老人を助ける。

すると翌日、王宮から呼び出しがかかり、『氷狼宰相』と呼ばれているレオ・サントリナと婚約することになる。

それからソフィアは順調に研究者として成功していく。
しかし逆にデルムは落ちぶれていくことになり……。

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