「僕の好きなひとはね」って、あなたの惚気は聞きたくありません。初恋を捨てようとしていたのに、デートを申し込んでくるなんてどういうつもりですか?

著者:石河 翠

ヘーゼルは恋バナを聞くのが大好きな侯爵令嬢。片思いに両思い、恋人たちの惚気も美味しくて大好きだ。友人たちとのおしゃべりを楽しみ、日々、恋の甘さを味わっている。

ところが彼女は、好きな女性について話してくる侯爵令息ダヴィに恋をしてしまった。

心に決めた相手のいるひとを好きになるなんて。自分を恥じたヘーゼルは言い訳することなく、彼から離れることを選ぶが、なぜか彼が実家まで訪ねてきた上にデートを申し込んできて…。

両親の愛を疑う自分が愛されるはずがない、まして横取りなんて……と、初恋を諦めていた怖がりなヒロインと、ヒロインに笑ってほしくて努力し続けた一途で真面目なヒーローの恋物語。

ハッピーエンドです。

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