文明は、崩壊した。
異次元の悪しき神が、人間を進化させる道具を世界中にばらまいた結果、終末戦争にまで発展してしまった。
進化によって超能力を得た少年少女たちは、終末戦争を生き抜き、そして二手に分かれた。
片方は悪しき神を討つため、異次元へと向かい……。
片方は地球に残り、文明を再興させようとした。
時は流れ……地球には文明が復活し、人々は新しい世界でたくましく生きていた。
そんな世界へ、悪しき神を討った少年が帰ったところで、物語は始まる。
残酷な結果、残忍な結末。
誰が悪かったわけでもないが、分かり合えないがゆえの悲劇は起きた。
この物語は、バッドエンドである。
レビュー