私が悪役令嬢だと言うのなら、気高き悪の華を咲かせ、不遇な運命など、私の前にひれ伏せて見せますわ!

著者:none

 公爵令嬢の私《わたくし》は、舞踏会に向かう途中、頭の中から誰かに話しかけられる。

"ローズ、舞踏会に行くとあなたは殺人未遂の罪で捕まっちゃうよ"

 頭の中の人物に何者か問うと、日本の女子高生、ミツキと名乗った。

 どうやらミツキは私に憑依したらしい。

 ミツキによると、この世界は乙女ゲームの世界で、私は悪役令嬢なのだとか。

 私は舞踏会で婚約破棄を言い渡され、投獄される運命にあるらしい。

 私はミツキの助けを借りて、バッドエンドを回避することを決意する。

「ふっ。私が悪役令嬢だと言うのなら、私はその運命に抗ってみせますわ!」

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 『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテストの応募作品です。

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