リストラされて片田舎に帰ってきたオッサン、秘境のダンジョン配信者とやらをやってみる。~未経験だから知らなかったけど、どうやら『超高難易度』な場所らしいです~

著者:あざね

 近衛達治、二十九歳の独身男性。
 会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンができたことを聞かされる。

 都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。
 仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。

 しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。
 そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。

 そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。
 必死に止める視聴者たち。

 これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。

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