【コミカライズ】精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました

レビュー(1件)
著者:めぐめぐ

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クロージック公爵の令嬢エヴァは、精霊魔法が使えない無能力者。

父と母を幼い頃に亡くした彼女は、家を継いだ叔父と後妻、二人の間に生まれた義妹マルティによって、使用人と同じ立場に落とされ、虐げられていた。

古き盟約によって、この国の王太子であるリズリーと婚約していたが、彼は義妹と浮気しており、エヴァと婚約破棄をしてマルティとの結婚を画策していた。

婚約破棄後の残された道は、国外に追放されるか、マルティ付きの侍女となって、一生奴隷のように暮らすかの二択。

エヴァは、義妹の奴隷になるよりも、追放されて自由に生きることを選択する。
そして、一緒に付いてきてくれた使用人のアランたちとともに、隣国フォレスティ王国を目指すのだった。

ただエヴァが無能力者であることにも、理由があるようで――

一方、エヴァを追放したバルバーリ王国だったが、突然精霊魔法が使えなくなり、混乱する。

※エブリスタ・カクヨム・なろう・アルファポリスで公開してます
※ご都合主義な頭からっぽ推奨
※酷すぎるざまぁはありません
※ごゆるりとお楽しみください(*´Д`)

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レビュー

  1. はるかぜ より:

    エヴァはクロージック公爵の長女として生まれましたが、幼少の頃に両親を亡くし、叔父に引き取られました。彼女は特別な精霊魔法を操れないため、使用人同然の扱いを受けていました。
    そしていずれ国を追放されたときに備え、彼女はひそかに街に出てアルバイトをし、路銀を貯める日々を送っていました。

    元々、エヴァはバルバーリ王国の王太子リズリーの婚約者でした。現在も婚約者ではあるのですが、精霊魔法が使えないことから、婚約が義妹であるマルティに移り次第、エヴァが国から追放されるのは目に見えていたため、エヴァは資金を貯めていたのでした。

    ある日マルティとリズリーの逢瀬を目撃したエヴァは、自分に選択肢を与える前に国を出ることを決意します。彼女には、アラン、マリア、ルドルフの3人の仲間がついて行きます。

    ある日マルティとリズリーの逢瀬を目にしたエヴァは、二人の企てを知りました。
    一つはリズリーとエヴァの婚約破棄と自分たちの婚約を発表後、エヴァに国からの追放。
    もう一つはマルティの侍女となり一生こきを使わせる

    それをエヴァ選ばせる企てを知り、事前に路銀を貯めていたエヴァは彼等の意図に反して躊躇無く前者を選び、エヴァに付いていくことを選んだ使用人の青年アラン、侍女のマリア、庭師のルドルフとともに国を出ることにしました―。

    エヴァの追放後、王国で徐々に精霊魔法が使えなくなったり、精霊魔法が使えていたマルティにある秘密があったりといったことが明らかになったことをきっかけに、少しずつ王国が崩壊に向かっていきます。
    同時になぜアラン、マリア、ルドルフが人柄以外の理由でろくに精霊魔法が使えないにエヴァついて行くことにしたのかという謎を提示しつつ、最近のトレンドでもある『両片想い』要素もあります。