悪役令嬢だと言いがかりをつけて婚約破棄されたので魔王の娘だと明かしましたが今更撤回したってもう遅いです

著者:辻守

「聞け!皆の者!パルカディア王国の王太子である我スヴェン・レオポルト・パルカディアは、本日をもってスカーレット・リベルタスとの婚約を破棄する!」

スカーレット・リベルタス
国王の最側近であった父ハーヴェン・リベルタスの一人娘。先の内戦で家も家族も失った彼の忘れ形見を不憫に思い、国王が無償で王宮へ住まうことを約束した女性

――ということになっていたが、彼女の正体は五百年前に同盟を結ぶ為やってきた魔王の娘。
そんなことは露知らず、勇者の生まれ変わりと持て囃されて育った自分勝手な王太子と今代の聖女と謳われる男爵令嬢はスカーレットを嵌めようと夜会で大騒ぎ。
しかしスカーレットは知っている。
最も勇者に近しい黄金の瞳の少年がいた事を――。

さくっと真実だけバラして帰ろうとしたけれど国総出で止められるスカーレット。
ラストはハッピーエンドで!

婚約破棄をキーワードにサクッと読めるものを書こうと思い書き上げました。
ご都合展開ですのであまり深く考えずお読みください。
全4話と短めの予定です。

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