ご安心下さいませ。私お義兄様の恋路を邪魔するほど暇じゃございませんのよ?

著者:旅人。

ソールズベリーの街に或る高級な住宅街にセルデン公爵家の一人娘として産まれた私は両親の愛情を知らないで育った。

確かに…両親からは身体の一部を譲り受け、間違い無く実子なんだけど。

体型が我儘バディな故。両親特に母親から見放されていた。

ダイエット?無理無理。日頃からのストレスで甘味中毒の私には「ダイエット」なんて私の辞書には無いわ。

どうせ恋愛小説みたいな甘い恋なんて出来無いだろうから。良いの私は生涯オヤツと共に生きて行くと決めているのだから。

そんなある日、母が亡くなり暫く経ってから父が再婚をした。とても綺麗な人。

義母のミレイア夫人はとても良くしてくれるのだけど…息子のルイスがこれ又超絶イケメンにイケボ。

幾ら一緒に暮らすからと言って私に恋愛対象で見る筈が毛頭無い事位は百も承知ですわ。
なので、安心して下さいまし。私お義兄様の恋路に邪魔をする程ヒマじゃございませんのよ。
だからそんな親を殺された様な目で私を睨ま無いでよっ!!

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