ひょんなことから異世界に召喚されたマドカ。それと同時に神殿におりた神託『聖女となる者が降臨しました』これとマドカを結びつけ、王国はマドカを聖女とし王太子の妃にした。
だが、待てど暮らせどマドカに聖女としての力は発現しない。何年かたつうち、王宮はマドカを役立たずな御荷物あつかいし始めた。
勝手に召喚し、大切にすると言って王宮に招いたあげくの掌返し。さらには夫となった王太子が浮気し、子供が出来たと告白する始末。妃としての経費も激減され、マドカは叫ぶ。
『勝手にしやがれだわっ! アタシも勝手にするっ!!』
こうして王宮を飛びだすマドカだが、何故か必死に彼女を追う王太子。
誤解と擦れ違いと拗らせのラプソディー。御笑覧ください♪
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