恋人に何度も冗談で別れを告げられて限界に達した俺は記憶を消去した。

「もういい! あんたとは別れるわよ! 死んじゃえばいいのに!」

付き合っている彼女に言われた言葉。一度だけじゃない、何度も何度も別れを言われた。
しかも付き合っていたのは罰ゲームであり、本当のカップルではなかった。
俺は嫌な記憶を全部消した。

そして、子供の頃に出会った大切な人と再会した。

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