「学園1の美少女【雪姫】と付き合ってるなんてウソだよね!?」と王子さま系元カノが泣きながら僕に謝ってくるけどもう遅い~僕を溺愛するJKと楽しく暮らしてるので今更ヨリを戻すつもりはありません~

著者:茨木野

高校生の僕には、とてもモテる彼女がいる。

渚《なぎさ》 涼《りょう》。高身長、整った顔つきに剣道部主将という、ハイスペックなステータスを持ち、男女ともに人気が高い。

陰キャで取り柄のない僕にとって、自慢の彼女だった。
……しかし僕は、涼が他の女の子とキスをしている現場を目撃。

彼女は僕よりも、可愛い女の子が好きだったのだ。
それを隠すためのフェイクとして、僕と付き合っていたのである。

浮気現場を目撃した僕は失意のどん底。
そのとき、同じく雨に打たれて、落ち込んでいる同級生、犀川《さいかわ》 姫子《ひめこ》と出会う。

雨に濡れてる彼女に傘を貸してあげた僕はその日、風邪を引いて寝込んでしまう。
そんな僕のことを、姫子は看病しに来てくれる。
それがきっかけで、彼女からかいがいしく世話を焼かれるようになる。

一方、涼は浮気を否定し、復縁を迫ってくる。

「私、もう彼と付き合ってるから」

クールで高嶺の花であるはずの姫子から、世話を焼かれる一方で、元カノは必死になって僕の機嫌を取ろうとしてくる。

学校のトップ美少女ふたりから、四六時中付き纏われ、その結果学校中から注目を浴びるのだった。

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