顔が好きだから、多分絆されている

著者:

一目惚れをしたと言いながら、幼馴染の令嬢を優先する夫マルクスに愛想が尽きたヴァレンティーナは離縁を要求した。
ヴァレンティーナが離れていくと感じて慌てるマルクスに今更だと呆れるのだが……。

「顔が好きなのよね……」

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