真の実力はギリギリまで隠していようと思う~無能と蔑まれていた野良神と契約した僕はちょっとだけ本気だす

レビュー(2件)
著者:猫夜叉

神と契約してスキルを得る世界で、ユノは名のある騎士家の三男として生まれた。だが、生まれ持った強すぎる力の制御に精一杯でいつしか無能と呼ばれるようになる。だが、ユノはそれで満足だった。強すぎる力は災いを呼ぶことを理解していたのだ。「真の実力は隠しておこう」そう覚悟を決めるユノだったが、ひょんな事から入学する事になった魔法騎士学園で自分と同じく無能と蔑まれる名の無き神と運命の出会いを果たす。この物語はノラ神と契約した少年が、名もなき神を最高神にしようと頑張るお話である。

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レビュー

  1. より:

    続きはよ

  2. ジュース より:

    騎士家であるアスタリオ家の三男ユノ・アスタリオは表向きは剣もダメ。魔法の才もない冴えない男だが、出生時にゼウスと名乗る神と契約を交わし、強大な力を得るが、その力を隠し続けている。

    自らの力を隠したまま、筆記満点、実技20点という成績で幼馴染で公爵家令嬢のアリス・ローゼとともにギリギリフェリス魔法騎士学園への入学を果たすとともに、名前が無いことと力が無いことを理由に学園内でバカにされ続け、彷徨い続けていた名前の無い女神と契約を交わし、アテナと名付けたユノは彼女の女神としての価値を上げるために動くことになる。

    一方、フェリス魔法騎士学園の生徒は学業の一環として隣接する聖フェリス学園の生徒と騎士と主人としての擬似的な契約を結ぶこととなっており、誰にも心を開かなかったが、ユノの才能を見抜いた孤高の公爵家令嬢ルナ・フレイムと在学中における主従の関係を結び、ユノをフレイム家家令クロードと戦わせたアルゴス・フレイム公爵や女神アスタロトと契約するフレイム公爵夫人シャルロット・フレイムらフレイム公爵家の信頼を勝ち取る。

    そんな中、毎年恒例の二学園共同のキャンプが行われる中、突如として女神アスタロトが神獣フェンリルと戦いを始め、両学園の生徒たちに危機が訪れる。

    事態の収拾を図ろうとしたユノの姉・レイ率いる王国騎士団は、女神アスタロトがフレイム公爵夫人と契約していることから一方的に神獣フェンリルを断じ、王の命令によりフェンリルを討伐せんとしていたが、物事の表面しか見ようとしない王と騎士団に嫌悪感を抱いたユノは『第三の存在』として正体を隠して参戦するとともに、神獣フェンリルを眷属に迎え入れた上で同時にアテナの神としてのネームバリューを上げて自身の強化を図るべく、自ら神を騙るという大芝居を打つ……………