悪役令嬢だと言われて婚約を破棄されたので、隣国で魔法の研究者になろうと思います。

著者:shinobu

公爵令嬢のカロリーナは、婚約者である第二王子アンリから婚約破棄を言い渡される。
理由は男爵令嬢への嫌がらせという身に覚えのないものだったが、魔力量の多いカロリーナが周りには分からないような陰湿な魔法を使っていたのだと決めつけられてしまったのだ。
妃教育も取り組んできたがアンリの不真面目さに愛想をつかしていたカロリーナは反論することなく婚約破棄を受け入れた。

国王陛下の計らいで特に罰を与えられることのなかったカロリーナは今後の身の振り方を考える。
「以前からわたくし、隣国に行ってみたかったんですの」
そして、魔法国として名高い隣国へ、魔法学の研究をしに行くことに決める。
魔法学の研究所では所長のニコラから親切にしてもらい、のびのびと新しい生活を楽しめるようになっていくカロリーナだったが――

※エブリスタにも掲載しています※
※誤字報告ありがとうございます※

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