婚約破棄、それぞれの行く末

著者:茅未つき

「お前との婚約を破棄するとここに宣言する!」

 婚約破棄を突きつけられた令嬢は、

「まあまあまあ! 真実の愛ですのね!」

 と、目を輝かせた。
 戸惑う王太子だったが、恋人もまた、

「あなたは王太子だったのに、あたしを選んでくれるなんて……!」

 と、涙を浮かべた。
 王太子、だった、のに? まるで過去の話のようではないか。

 これは王太子が真実の愛を勝ち取り、令嬢が夢を叶えるお話。たぶん。

 *

まあまあ勢いで書きました。視点は前半王太子、後半婚約者。
ジャンルの恋愛要素は…王太子の真実の愛…?
他サイトにも投稿。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー