海辺の町で間借り暮らし 【書籍化・コミカライズ】

著者:守雨

鮎川紗枝はフリーライター。おひとり様人生の覚悟を決め、相続で手に入れた築五十年の古くて傷んだ家に引っ越した。しかし引っ越し当日に家は全焼してしまう。
放心状態の紗枝を見かねた隣人の桂木総二郎が声をかけ、労わられる。
その桂木が怪我をしたのをきっかけに、桂木の家に紗枝が一ヶ月間だけ間借りすることになった。対価は一日三時間の家事。
美しい顔と莫大な資産を持つ桂木は五十歳。経済的に苦しいが結婚をする気が全くない紗枝は三十歳。
互いに恋愛感情はなく間借り暮らしが始まる。
二人は自分が抱える苦い過去を隠しながら、少しずつ距離を縮めていく。一見順調に見えた二人の関係は、互いの過去によってときどき波が立つ。
海辺の穏やかな町の暮らしと美味しい地元ごはんのある暮らし。田舎町の空気と、ゆっくり進む大人の恋をお楽しみください。

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