「私は愛のない結婚など、しない!」
夜会の真っただ中で、婚約者である第三王子がそう宣言した。友人たちと歓談していたエメラインはそのお花畑な発言に驚きすぎていた。
その驚きのせいなのか、脳内に、エメラインの前世だという女性の声が。彼女はぶつぶつと第三王子の貧弱な筋肉についてダメ出しをしていく。
脳内がおかしい状態になりながらも、エメラインはこれ幸いと婚約破棄をもぎ取った。
自称エメラインの前世である花子を相談相手に、エメラインは諦めていたかつての恋へと一歩踏み出した。
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全8話。27000文字。9/20と9/21の20時に4話ずつ投稿予定。
ノリと勢いだけで書いているので、何でも楽しめる人向け(≧▽≦)
レビュー