悪役令嬢の呪い

「リリス。俺は君の事なんて好きじゃない」
 婚約した相手にそう言われたリリスは、婚約破棄して欲しいのかとたずねた。しかし彼はそれを拒否し、婚約して監視をすると言う。確かにリリスには悪い噂がついて回っているが、正義感から婚約して監視されるのはごめん被ると思った彼女は対話を試みる。
 その結果、彼はとんでもないことを言い出した。
「君が死ぬ度に、俺は時間を戻され、何度も何度も何度も同じ人生を歩んでいるんだ!」

これは悪役令嬢に呪われた男の物語。

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